last updated on Thursday, 01-Apr-2004 09:43:50 JST

レイリー・ライダー


レイリー・ライダーとは

 レイリー・ライダーはパルス状のレーザー光を大気中に発射し、大気分子からのレイリー散乱により後方散乱してきた光を集光し、高度ごとの光の強度を測定することにより、大気分子の密度・温度分布を観測する。高度30kmから80kmの高度領域の温度分布を連続的に測定できる装置であり、この高度領域の温度分布、波動現象の観測にはロケット観測を別にするとほとんど唯一の観測装置である。




情報通信研究機構(NICT)のレイリー・ライダー

Transmitter(左)とReceiver(右)
Transmitter(左の写真)
Laser:Nd:YAG laser with SHG
wavelength:532nm
Output energy:550mJ
Repetition Rate:20Hz
Beam divergence:<0.1mrad

Receiver(右の写真)
Telescope:61cmΦ F/3.1 Newtonian
Field of view:1.6mrad
Height resolution:75m
Detector:PMT(R3234-01)





観測例




レイリー・ドップラー・ライダーとは

 レイリー・ドップラー・ライダーでは反射光のスペクトルを測定し、発射したレーザー光と受信光の大気分子によるドップラーシフトによる波長変化を測定することにより大気の風を観測する。大気分子のレイリー散乱を使うため、中性大気の風を測ることが出来るのが特徴である。




情報通信研究機構(NICT)のレイリー・ドップラー・ライダー

 レイリー・ライダーによる気温測定とレイリー・ドップラー・ライダーによる風測定を行い、大気波動現象や大気循環の解明に役立てる。





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